手前に見えるのが新築部分の「水の中の家」です。
奥に見えるRの壁で囲まれた家が改修部分の古い民家です。
それぞれの建物を大きくうねったRの塗り壁でつないでいます。
逆側から見ています。
時代を超えて新・旧建物が一体化していく様子が今回表現できました。
新築したこの家は、とにかく水に囲まれているのです。
いろいろ言う人もいるかもしれません。
けれども、水に映る庭の木々の緑が涼風となり、とてもさわやかで心地よいのは確かです。
玄関のドアを開けると、そこには大空間が広がります。
奥から左側に延びている壁は外と中、そして新築と改築を結ぶ大切な役割をはたしています。
テレビの上の収納は、宙に浮いたイメージで造ってあります。
壁の後ろはプライベートな部屋と水廻りが続いています。